2012年12月16日に行われた衆議院選挙は、自民党の圧勝という結果になりました。
与党民主党は現職の閣僚8名が落選するなど惨敗しました。また、第三極と言われた日本維新の会も期待されたほどの議席を持つには至りませんでした。
二大政党下での選挙では日本国民の性格から考えて、勝ち負けがはっきりする結果が現れると言われていましたが、今回のように12もの政党が乱立した選挙であっても、一人勝ちとなることが証明されました。
3年前に国民の多くから期待された民主党も、失政が多く、うそつき政党の烙印を貼られた為、いたしかたない結果といえるでしょう。
失敗が多かった民主党の運営でしたが、こと木材・林業政策の分野では、自民党がなしえなった新しい法律を制定するなど、その功績には高い評価を受けています。
この点について、私が2011年9月30日に、和歌山南ロータリークラブで卓話した内容を紹介します。
2012年12月23日
社長 朝間喜久雄
和歌山南ロータリークラブ卓話
2011年9月30日
朝間喜久雄
奇跡の法律「公共建築物木材利用促進法」
日本の木材、森林・林業に関する法律や施策が、ここ2年間でまるで明治維新のような変化を遂げています。それは、民主党政権の歩みと一致しています。戦後65年間沈滞していた国の森林政策がいっきに変わった時代が来たのです。
本日お話する内容は、5つです。
【1】 奇跡の法律「公共建築物木材利用促進法」について
【2】 木造住宅暗黒時代について
【3】 森林・林業再生プランについて
【4】 改正森林法について
【5】 私見:日本の森林はどうなっていくのか